プロローグ

今回の事件の発端は、冒険者達に届いた奇妙な手紙からだった。

あなたは、普段何を思いバルクルム砂丘や、バタリア丘陵などでレベル上げをしているのか?
ただ、毎日ほとんど同じ場所でレベルが上がるのだけを待つ単調な日常。
自分より若い冒険者の前で、その強さを誇らしげに語るだけような安いものなのか!?

「世界が狭いと感じられたとき冒険は終わってたんだ」
という言葉がある。しかし、ヴァナ・ディールにはまだ未開の地がたくさんある。


サンドリアの東ロンフォール北…
かつて、楽園の存在を夢見たラングモント修道士が己の拳で掘ったとされる
ラングモンド峠から北壁を越える

すると、不毛の地:ボスディン氷河である。
そこは、シューメヨ海から吹き込む激しい東風によって、ほぼ常に吹雪が吹いている。


ここを西に上るとザルカバードである。
呪われた地という名にふさわしく、妖霧につつまれ、
シャドウドラゴンが徘徊する危険なエリアである。


しかし、今回の目的はそこではない!
行き先は

ズヴァール城!

そう、あの闇の王がいるとされている場所だ。

もちろん、命の保証はない。
しかし、冒険者として一度でいいからどんな場所かを見ておきたいとは思わないか?


幅広い参加者を求む。



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