はじめに、ゲームをする上でもっとも基本的なことを話そう。
まさか、未だにモノラルテレビでゲームをしようなんて思っている人はいないだろうけれども、念のため。これは、ドラクエに限ったことではないが、ゲームをやるときは、最低限ステレオのテレビでやろう。ファミコン時代は、出力自体モノラルだったからいいが、今は、プレステである。ゲームの臨場感を出すには、それこそホームシアター並みの機材をそろえることが本来望ましい。(現にファイナルファンタジー9のケースの裏側には、映画とかでなじみ深い音響効果のDOLBY SURROUNDのロゴが入っていた。)まぁ、最低限の環境は、21インチ程度のステレオテレビでやるといいだろう。(14インチだと、PSの解像度を全て表現する事ができない。ただし、パソコンのモニタを除く。)
また、予算がもし許すなら、今使っているAVケーブルをS端子ビデオケーブルに変えよう。S端子入力付きのテレビは、最近のたいていのステレオテレビについている。特に今度のドラクエは、3Dということで、奥の方まではっきりと見えなければ、プレイ時に不必要に体力を消耗することになる。また、これによりテレビの色ムラが、かなり押さえられるので、セーブポイントが限られてくるドラクエの長時間のプレイに耐えるには、非常に効果的なことであろう。まぁ、少なくともPS2でDVDを見る人は、最低限やっていることだと思うが…。
予算案:
21型ステレオテレビ
19,000〜27,000円
S端子ケーブル
1,400〜2,900円
計
24.400〜29,800円
さて、次はドラクエを初めてやる人のために、基本的な礼儀とルールを説明しようじゃないか。まず、はじめにゲームを始める。ドラクエは、セーブデーターの事を“冒険の書”という。これは、おそらく7になってもかわらないだろう。“冒険の書を作る”を選んで、ゲームをはじめよう。
まず、ドラクエの主人公は例外なく名前が用意されていない。また、台詞も用意されていなければ、性格すらない。さっき“ドラゴンクエストとは”にも書いてあったとおり、ストーリーは一人称で進む。ここでも書くが、ドラクエの真髄とは『主人公は、あなた自身である』ところにある。従って、自分の名前を、主人公の名前にすることは極当然のことであるだろう。
それに何と言ってもその方が、感情引入しやすい。問題なのは、これまでの例から言って、図のように4文字までしか名前の文字が使えないことである。どうしても無理なら、なんとか4文字に簡略化するしかないだろう。
ドラクエの世界でセーブできる場所は、ダンジョンの中に存在しない。基本的に、街の教会の“おいのりをする”でセーブしなければならない。さっき、『長時間のプレイ』といったのは、とにかくダンジョンの中にはいるとやめられる場所がないため、迷っているうちに、すぐに1時間経ってしまうことによる。また、全滅すると、最後にセーブした場所:つまり、教会からになる。全滅しても、ゲームオーバーということはまずないが、仲間は生き返らない(麻痺で全滅した場合を除く)し、ペナルティとして、お金は半分になってしまう。
しかし、それまでにためた経験値は無駄にはならないので、よく考えてからリセットボタンを押そう。
一番いいのは、そうなる前に“リレミト”(入ったダンジョンの出口まで運んでくれる)をつかって、退避することだ。
ドラクエには、MPを回復させる方法が非常に少ない。一部の場所を除いて、宿屋で休むしか回復できない。これも、ドラクエを難しくしている原因と言えよう。
この建物は、どこの町にもある。町に入ったらすぐにここに入り休もう。
ここでは、毒や麻痺は直るがその他は直らないので注意しよう。
当然の事ながら、キャラクターはそのままでは弱い。武器や防具を装備して少しでも強くする必要がある。しかし、序盤ではお金が少ないことが多い。そのために、モンスターと戦って経験値とお金を貯める。注意したいのは、さっきも述べたように全滅するとお金は半分になる上、死んだ仲間が生き返らないことである。教会で生き返らせてもらうと高額な寄付金を取られるので、もしお金を貯めたいのなら、それこそ無理をしてはいけない!また、職業が商人のキャラがパーティにいるとお金を溜めやすい事も頭に入れておこう。詳しくはゴールドを集めるにはを読むべし。
ある程度ストーリーが進むとダーマ神殿というところを見つけることができる。ここでキャラクターの職業を変えることができる。ドラクエのおもしろさとして、“転職”という物があるが、これによって新しい技や魔法を覚えることができる。(キャラ固有の物を除く)詳しいことは、“転職しよっ”で説明する。
パーティーに一部のモンスターと戦って倒すと戦闘終了後に起きあがって仲間にするよう求めて来る場合がある。これには、積極的に仲間に加えよう!モンスターは、もとから技を覚えていることが多い上、特殊攻撃ににも長けている。強力な助っ人になること間違いなし!!でも一番強いのはスライムだったりして…。ちなみに、パーティーに収まりきらないモンスターは、自動的にモンスターじいさんのいるモンスターパークへと転送される。
ドラクエ3より始まったこのシステム。今回は、変な石柱の立った広大な平地から始まる。ここには、シムというじいさんがいて、世界中からの移民を募っている。くわしくは、“DQでシムシティ”にて。(現在調査中…。)